大人への変化:心身共脱皮する時期・反抗期の皆さんへ
大人になるという事
良い子・悪い子
少年、少女が青年になる時期。心も身体も変化が起きる時期。
守られていた子供達が、自立に向かう時期。
社会的にも、良い事や悪いことが分かり、分別を要求される時期の中、
もっとも不安定な時期とも言えます。
子供の持つ純粋さと大人になる不安。
この時期は全ての人間に否応なく通ってきます。
又、良い子と悪い子というレッテル貼りもこの頃から始まります。
良い子=大人の言うことを聞く子。勉強の出来る子
悪い子=大人の言うことを聞かない子。勉強の出来ない子
というレッテル貼りです。
良い子はある意味、この時期を無難に過ごします。
しかし、問題は悪い子です。
この悪い子は、レッテル貼りに苦しみ、もがき、反抗していきます。
しかし、悪い子は是非絶望せず、自分を諦めないでください。
人生で大成しているのは、悪い子だったり、学歴の無い人も沢山います。
パナソニックを作った松下幸之助は小学校を4年で中退して丁稚奉公。
ホンダを作った本田宗一郎は尋常高等小学校卒です。
今でも有名な田中角栄元総理も公式には小学校卒です。
※勿論色々な人が居ますが何故偉人に学歴が無い人がなっているかには理由があります。
良い子は全てに関して無難に生きていきます。
中学・高校・大学ともしその子が優秀であれば大学院に行くかもしれません。
そして、学者や研究員になっていくかもしれません。
良い子は、そして社会の一部分の部品になり、一生部品として生きていく人生になったりします。
良い子はそれはそれで一つの人生なので、そのまま良い子で生きられる事をお勧めします。
しかし、悪い子は周囲から悪い子、勉強が出来ない子とレッテルを貼られ、この子は駄目な子と言われて育つ。
そんな中、悪い子はそれでも一生懸命に生きていきます。
ある子は学校を辞めるかもしれません。でもどこかで働かないとならない。
新聞配達をやったり、飲食店で働くかもしれない。アルバイトを沢山やる子もいるでしょう。
実はその中で気づく時がやってきます。
自分の向き不向きが見えてくる。
そうなってくると、悪い子は変身していきます。
悪い子は良い子と違って一杯失敗します。
実はその失敗が大変大事です。
今、思っても沢山失敗したから今があると思う事が沢山あります。
悔しい思いや、悲しい思いや、疎外感や、やるせなさ等沢山の感情を持った事が実は大きなバネになります。
あんな思いは二度としたくない。あんな目に会いたくない。また同じような苦しみに遭った人の事が良くわかります。
人生は沢山の経験をした人の方が強くなる。
でも決して自分を諦めないでください。
貴方は世界でたった一人しかいないのです。
人間は共感の動物でもあります。
共感は同じような感情を持つ人が同調する事です。
貴方は決して一人では無いという事も知っておいてください。
良い子は失敗をしない。実はそれがその人の害になっていったりします。
弱い子の気持ちがわからない。悪い子の気持ちはわからない。失敗を恐れて何もしないとかです。
良い子は専門分野にどんどん入り込んでいきます。
しかしその専門分野がテクノロジーの進化で無意味になると、その良い子は生きる道を失ったりします。
だから良い子、悪い子というレッテルは全く意味が無い事を知るべきです。
そんな事よりも自分が好きな事を見つける事、色々な事に挑戦する事。
そんな事をやっている内に自分の幅が広がった事に気づく時がやってきます。
大人になると、あ~あの時はこうだった、この時はこうだったと気づく時が沢山出て来る。汚い大人も沢山いるけど素晴らしい大人も又沢山います。
私達は資本主義社会に生きている
大人にとって、もっとも厄介なのは、この資本主義って奴です。
こいつが我々の廻りを取り囲んでいる正体です。
しかし、こいつ(資本主義)以外のイデオロギー(主義体制)は生き残っていません。
唯一残っている現代の多数派がこの資本主義って奴です。
資本主義は【金】を元に作られた世界になります。
国家は国民の働いた活動の給与から税金を取り、それで運営する仕組みです。
この資本主義って奴がまた完全では有りません。
なのでお金持ちが生まれたり貧乏が生まれたりします。
それも一つ私達の世界を覆っている今の時代の現実になります。
お父さんお母さんや家庭がお金持ちで育った子供と、貧乏な子供では
ある意味、その出来る事が全く変わります。
お金持ちの子供は塾に行き、得意な事が有れば親がお金を出してやらせてくれたりします。
ところば貧乏な家の子供はやりたい事も我慢させられ、食べたいものも食べられず、
我慢を元に生活をしなければなりません。
その上悪い子とまで言われた場合、それはふざけるな!馬鹿野郎の世界になるのは当然です。
しかし、その我慢を糧に爆発すれば実る時が来るのが人生って奴です。
実は人生って奴ですがお金持ちでずっといられるのも又至難の業なんです。
お金は怖い。。。。人を変えるもの
お金は皆、欲しいと思います。
お金が有ったらどれだけ素晴らしいか、お金が有ればいいなあと思うでしょう。
では一体、幾らお金が有れば良いのでしょうか?
資本主義の世の中はお金で動いている事は言いました。
確かにお金がある方が良いに決っている。
しかし、お金って一体なんなのでしょうか?
さあ、難しいです。
これは大人になっても難しい。
お金って一体なんで、どうやって生み出され、どうやって得ていくのか。
お金はあるだけじゃ意味が無く、使えば無くなり、どうやって得るのか?
資本主義って本当に面倒だけど、他の仕組みよりも少なくとも今は生き残っている。
お金は私達も知っているようで実はあまり知らない。
お金って持つと失うのが怖くなります
これが人間を狂わせるんですね。
ここでは掘り下げるのは辞めましょう。
しかし資本主義と民主主義以外はもっと悲惨
ここでは多くを語るのは辞めますが、資本主義以外の歴史はもっと悲惨な例が沢山あります。 このウィキペディアを見るだけで倒れそうになります。
主義
※結局人間なんて不完全な生き物と言えます。
私達は時代変化の中で生きている
歳を取ると面白いもので自分の生まれた時から今までの変化が走馬灯のように思い出せます。 重要な事は【変化】です。
本当に面白いのは時代時代で全く世界も社会も変わってしまうという事です。
ある時に夢中になったものが時代が変わると、夢中になった産業が無くなったり力を失ったりします。
これの正体が【時代】って奴です。
今は皆ちょんまげで生きている訳では有りません。
又、100年ちょっと前までは、空を飛びたいなんて言う奴は【アホ】か変人呼ばわりされていました。
しかし、その100年で今、人類は世界中に行けるようになっています。
私達は劇的な変化の中に生きています。
そして今はコンピューターの進化が劇的になり進化は加速しています。
さて、そんな中、悪い子はどうやって生きていけば良いのでしょうか。
学校はあくまで予行演習
まず学校はあくまで本番ではありません。本当に大事な事は、社会に出て生き抜く事です。
重要な事はどうやって生きていくかという事です。
重要な事は結果を出す事
人生のもっとも大きな学びは結果を出すことです。それは、どんなに偉そうな事を言っても、どんなに素晴らしい事を思いついても
やらなければ、思いついていない事と同じという事です。
そして成功も失敗もその実践の後にやってくるもの
私達は神様ではありません。100発100中で成功することなど有りません。
全て行動の結果として良い結果を得るために行動する事が重要です。
駄目だったら、諦めずに挑戦するか、本当に駄目だったら諦め、違う方法を試す。
成功するために諦めない道も、成功する為に諦める道もある。
人生はそれの繰り返しのようなものです。
人生に絶対的な答えなど無いけど
まず人生には答えなどありません。 一人一人の親も違い、職業も違い、考え方も違う。 お父さんとお母さんの関係さえ不安定で、離婚する間に立った子供もいると思います。 大人になっても皆、答えなどわからないし、見えないのです。皆、わかっている人などいない。
それでも皆、意味を自分で見つけようとして生きているのです。
本当の嬉しさは人の役に立っていると自覚できる時
生きてきて思うのは、自分のやっている事や、やってきた事が人の役に立ったと思える時です。
よく思うのはお金やものは本当の満足を得られるものではありません。
本当の満足は困っている人を本当に助けられた時、
自分のやった事が人の役に立った時、
「貴方が居たから出来た」なんて言われたら「心がジ~ン」と震えるでしょう。
人間って、人間の中で生きている。
辛い事や嫌な事もあるでしょう。
でも、その一つ一つが自分の心の肥やしになる。
そして、同じような気持ちの人を救えるのもそんな人なのです。
そんな気持ちを逆に爆発させて自分を奮い立たせる。
そして、バカだのチョンだの言った人々を見返してやりましょう!
思春期は人生の予行演習
思春期をどう過ごすか。
1)夢を持つ
2)夢中になれる事を探す
3)失敗を恐れずにやる
4)自分を諦めない
5)細かい事を気にしない
6)小さくて良いから成功と失敗を積み重ねる。
7)変化に柔軟になる
それが社会に出てから役立つ時がやってきます。
自分を信じて、今日を目一杯生きてください!
(記事 ネットフロイド株式会社)
投稿日:2017-11-17
カテゴリ:医療